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キング・クリムゾン(King Crimson) - In The Wake Of Poseidon
2012-12-10 Mon 17:21
キング・クリムゾン(King Crimson) - In The Wake Of Poseidon      1970      ☆☆☆☆

In the Wake of Poseidon

ディスク:1
1. Peace: A Beginning
2. Pictures of a City
3. Cadence and Cascade
4. In The Wake of Poseidon
ディスク:2
1. Peace: A Theme
2. Cat Food
3. The Devil's Triangle
4. Peace: An End

Personel
Robert Fripp (g)
Greg Lake (vo)
Michael Giles (ds)
Peter Giles (b)
Keith Tippett (p)
Mel Collins (sax,flute)
Gordon Haskell (vo)
Peter Sinfield (words)

このバンドほど多くの音楽的変遷を経て現在に至っているバンドも少ないのではないだろうか?メンバーもよく入れ替わったが、音楽の方向性もそのたびに変わっていったバンドだ。

初期のメロトロンを大々的に使用したシンフォニックなロックからジャズに近寄ったりヘビーになったりとにかく初期に比べると硬派で難解なロックになっていった。

デビュー作がいきなりとてつもないインパクトを与えた作品だったためにプログレの代名詞のように語られてしまうが、このバンドに限っては、それはたまたまそのときのメンバーによって出来上がった音楽がプログレというジャンルに当てはまっただけなのかもしれない。

事実あの有名な「クリムゾン・キングの宮殿」はどう思ってもその後のフリップの音楽性とはかけ離れているし、今から思えばフリップなんていたかどうかも分からないくらい存在感が薄い。

それもそのはずであのアルバムで主導権をとっていたのはつづく本作の途中で脱退したイアン・マクドナルドらしくフリップとしてはそんなアルバムが彼らの最高傑作だとか言われているのはおもしろくはないのも確かだろう。

だから、彼らの音楽性を特定しようとしたらいったいどの時点でとらえていいのかわからないが、リーダーのフリップ自身が語っているように彼らがプログレだったのは最初のこの二枚くらいであとは全然別物の音楽なのかもしれない。

基本的にプログレッシブ・ロックというロックのジャンルはある時期にある期間だけ存在した独自のジャンルなだけに長く生き残っていくにはやはりいろんな方向性を模索して変化していかねばならなかったのだろう。

イエスやムーディ・ブルースなんかはその後、ほとんどポップスになっちゃったわけで取りあえずプログレとして生き残ったのはウォータース路線からギルモア路線へと変更したピンク・フロイドくらいなものだ。

このアルバムはその彼らの二枚目のアルバムで制作途中に前述のイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルス、グレッグ・レイクという中心人物だったメンバーが脱退しているがサウンドは明らかに前作の延長になっていて順番がちがってこちらが先に発売されていたらもっと高い評価になったにちがいない。

その前作が怖いくらい強烈なインパクトがあったせいかこの少し優しい趣のある本作は評価が低くその影に隠れて損をしている気もするが彼らの恐ろしさと美しさの双方を持ち合わせたような魅力は薄れてはいるものの幻想的な面だけは相変わらず郡を抜いている。

構成は、全曲トータル・ナンバーとなっているが、とりわけ素晴らしいのがアルバム・タイトルと同名曲の「ポセイドンの目覚め」でここでのメロトロンの流れるような美しさはムーディ・ブルースにも通じる美しさでレイクの深く済んだボーカルと相まってこのアルバムのハイライトだろう。

前作は濃い油絵のような作品で印象度も高かったが、このアルバムはジャケットの絵のように淡い水彩画のような作品で少し淡白な感じもして間に合わせ的な曲もあるが、筆者にとってもクリムゾンがプログレだった時代はここまでなのである。

In The Wake of Poseidon クリムゾンで一番好きな曲です。それにこの画像が素晴らしい。



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