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緑の地平線 - 楠繁夫
2012-08-18 Sat 16:57
緑の地平線

一聴して郷愁感を誘うリズミカルなイントロはとても印象的で、こういう昭和初期の音作りの好きな人はけっこう多いはずだ。

この唄は、まだ流行歌の黎明期であった昭和 10 年公開の日活の同名映画の主題歌で作詞・佐藤惣之助、作曲・古賀政男、歌手・楠繁夫で大ヒットした曲である。

映画の方は、当時の朝日新聞の懸賞小説に入選した横山美智子の作品を日活が映画化したものだったが、戦争で火災にあい紛失してしまっている。

楠繁夫は多くの芸名を使った人であったが、本名は黒田進と言い、テイチクの社マークである大楠公 (楠正成) にあやかって芸名を楠繁夫とした人で、数ある彼のヒット曲の中でも彼が生涯を通して愛した唄がこの「緑の地平線」であった。

なぜか忘れぬ 人ゆえに
涙かくして 踊る夜は
ぬれし瞳に すすり泣く
リラの花さえ なつかしや

という哀愁のある歌詞と古賀の切ないメロディは、現在の巷に流れているような薄っぺらな、歌とも思えないような歌と違って、ホントにツヤがあるというのか、情緒が豊かだというのか、詩情溢れるような美しさがある。

その後、彼はこの歌によって昭和を代表する大歌手となったのだが、ヒロポンという薬物中毒になり、最後は自宅の物置小屋で自ら命を絶つという悲惨な結末となってしまった。

日ごろ、ロックだの、ジャズだの、J・ポップだの言ってる人たちもたまには、こういう歌を聴いて欲しいと思う。

緑の地平線 筆者の大好きな石川さゆりちゃん版です。

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