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十九の春 - ミス・コロンビア (松原操)
2012-09-28 Fri 09:01
十九の春

昔から沖縄で歌われていたこの唄の同名異曲をバタヤンこと田端義夫が昭和 50 年にヒットさせたが、この唄は、昭和 8 年の松竹映画の同名映画の主題歌として作詞・西条八十、作曲・江口夜詩、で美貌と美声をかねそえた流行歌歌手として人気を博した覆面歌手ミス・コロンビア (松原操) のデビュー曲にして出世作である。

この年、松平晃、ミス・コロンビアについで東海林太郎、赤坂小梅、市丸などがデビューしており、いよいよ、昭和の歌謡界ものぼり調子になってきた感じがする。

昭和を代表する大作詞家の西条は当時所属先のビクターを相手に待遇改善をせまっていた。
「それは、わたしの唄が、『東京行進曲』以来あれほど数多くヒットしたにも関らず、会社は新契約においてほとんどわたしの専属条件を改善してくれない。しかも、作曲家の中にはわたしの印税の倍額ももらっている人がいた」

当時は作詞家の位置づけが作曲家ほど高くはなかったこともあるが、この倍額もらっていたという人はあの大作曲家の中山晋平しかおらず、この当時の中山の位置づけがいかに高かったのかもよくわかる話である。

結局、西条は「サーカスの唄」とこの「十九の春」という名曲二曲を残して一年限りの契約でビクターに移籍したのであった。

ながす涙も 輝きみちし    

あわれ十九の 春よ春    

菫つみつつ 散る白露に    

泣きし十九の 春よ春 

と歌われるこの唄は、先述のバタヤンのほかにも神楽坂浮子のものや「二十九の春」などというまぎらわしいのもあり、ややこしい限りなのだが、ほとんどの場合バタヤンの唄が取り沙汰されていて、あまりこの唄は話題に上がることがない。

なんせ発売されたのが昭和 8 年という古さだから仕方ないのかもしれないが、やはりこの手の儚くも切ないタイプの唄を歌わせたらあの島倉千代子が一番で、顔を小刻みにふりながら、途切れ途切れに歌う乙女チックなサマは他のどの歌手も絶対マネの出来ないものだ。

、十九の春 島倉千代子
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