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アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim) - Wave
2012-11-16 Fri 10:14
アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim) - Wave 1967 ☆☆☆☆☆



1. Wave
2. The Red Blouse
3. Look To The Sky
4. Batidinha
5. Triste
6. Mojave
7. Dailogo
8. Lamento
9. Antigua
10. Captain Bacardi

Arranged and Conducted by Claus Ogerman
Produced by Creed Taylor

ジャズ・ピアニストの益田幹夫を一番最初に聴いたのは "chichi" というアルバムだったのだが、友人が経営するジャズ喫茶でコーヒーをのんでいたところなんだかすごくセンチで乙女チックで甘く切ないメロディのピアノ曲をかけてくれたのだった。

あまりにロマンチックな曲だったんで「これ誰?」って聞いたら「益田幹夫ってピアニストの曲だよ」って返事がきた。

きっとあまりに評判が良い曲なんでわざわざ聴かしてくれたんだろう。「これ、みんな良いって言うんだわ、特に女の子たちにね。」って自分から言ってきた。

別にここで増田幹夫のアルバムの紹介をしようというわけじゃないんだが、なぜこんな話をここでいうのかというとじつはこのとき増田は事故の後遺症でリハビリ中だったというのである。

だからまだ指がよく動かなくて単純な曲しか弾けなかったというのが実際で、仕方なく作った曲が評判になったわけで本人も「皮肉な話だよね。本人は動かない指で無理やり弾いてるのにね」と言っていたというから要するに作り手と聴き手では感じることや思うことがちがうということだ。

だからといってここに紹介しているジョビンがどこかで怪我をしてリハビリを兼ねてこのアルバムを作ったというわけではないのだが、このジョビンの作るボサノヴァにはそういう無駄な音を極端に排した美しさを感じるのだ。

この作品はCTIレーベルから発表された「波」(67)「潮流」(70)「ストーン・フラワー」(70)という三部作のうちの一枚で究極的に美しい軽音楽が聴かれる。

この人は元から作曲家志望であってホントは人前で演奏することはあまり好きではなかったみたいでそれが返ってよかったのだろう、テクニックをひけびらかそうとかいいところをみせてやろうとかいう雑念がまったく見えないのである。

そしてボサノヴァってのは以外とテンポの速い音楽なんだが、そこにゆっくりとしたメロディとひかえめなアレンジが織りかさなって絶妙なグルーブが生まれるのである。

Wave


The Red Blouse






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