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デレク&ザ・ドミノス(Derek and The Dominos) - Layla & Other Assorted Love Songs
2012-12-19 Wed 17:25
デレク&ザ・ドミノス(Derek and The Dominos) - Layla & Other Assorted Love Songs          1970     ☆☆☆☆



1. I Looked Away
2. Bell Bottom Blues
3. Keep On Growing
4. Nobody Knows You When You're Down And Out
5. I Am Yours
6. Anyday
7. Key To The Highway
8. Tell The Truth
9. Why Does Love Got To Be So Sad?
10. Have You Ever Loved A Woman
11. Little Wing
12. It's Too Late
13. Layla
14. Thorn Tree In The Garden

Personel
Eric Clapton – lead, rhythm, slide, and acoustic guitars, lead vocals
Duane Allman – slide and acoustic guitars, on tracks 4 through 14
Jim Gordon – drums, percussion, piano
Carl Radle – bass guitar, percussion
Bobby Whitlock – organ, piano, vocals, acoustic guitar

あまりにドラマチックな実話のためロック界において今や生きた伝説となっている話なのだが、ふつうだったらドロドロとした血なまぐさい話で終わるのだろうが、どっこいこのふたりの男たちはお城のようなジョージの豪邸のなかでギター対決をするという粋な決闘をしたのだった。

ビートルズのギタリストであり自分の親友でもあるジョージの妻パティを横取りするという、(ふつうの常識では)ありえない暴挙をおこなったのがここでの主人公であるエリック・クラプトンである。

それもまだ離婚もしていない夫婦から妻を生(なま)のままで奪い取るのだから実際よほどのことでない限りふつうではありえない話だ。

まあ、ああいった眉目秀麗で金も才能もある人たちの世界では大なり小なりこういう話は妻だろうが恋人だろうが奪い取るぐらいのことはごくふつうのことなのかもしれない。

当のクラプトンにしてみれば我慢できないほどの狂おしい恋だったと言われればそれだけなのだが、実はこれは後日談があり、同じギタリストとしてキャリア、金、豪邸、高級車、美しい妻という成功者にだけ与えられるものをすべて持ち合わせていたジョージに対するねたみから現れた感情が恋心に変わったもので、その彼からひとつでもいいから奪い取りたかったというのが本当の心情であったようだ(結果的ではあるが)。

だが、この話はロック界においてのおとぎ話として永遠に語り継ぎたい美談(?)でそれによってジョージもパティもクラプトンも永遠に語り継がれるのだ。

今さら言うまでもなくエリック・クラプトンはブリティッシュ・ロックの体現者でもありブリティッシュ・ロックを代表するリーダーでもあったわけだが、その彼によって音楽の流れがブリティッシュ・ロックからアメリカの南部ロックへと移行されたのだからおもしろい。

この当時、クラプトンよりも前にトラフィックに在籍していたデイブ・メイソンなんかもイギリスからアメリカへ渡り、ある程度の成功はしていたもののそれほどの影響はなかったようだが、やはりクラプトンが動くとなると影響は大きかったようでその後、スワンプ・ロックやらサザン・ロックなどの大きな流れへと変わっていった。

発売当時、評価は分かれ、良いだの、悪いだの、どう書いていいのか分からないようなどっちでもない評論ばかりが目についたが、けっきょくのところ紆余曲折はあったもののその後長らくロック界の頂点に君臨し続け、しぶとく生きながらえたクラプトンに勝利の女神は微笑んだようである。

このアルバムは前述のギター対決でジョージから奪い取ったパティのことを中東において古くから伝わる詩の中にでてくる美女「レイラ」という名に変え、その思いを歌いつづった作品でそれまでのクラプトンとは打って変わった音楽となっている。

それまでは地味でマイナーなブルースを表世界に引きずり出すかのように思い切りドラマチックかつスタイリッシュにあらん限りのテクニックで弾いていたクラプトンがぐっと控えめにドロ臭い音楽へと変わったのだった。

全体におだやかで優しい曲が多くカントリー風の1. I Looked Away
優しく美しい2. Bell Bottom Blues 5. I Am Yours 6. Anyday
歯切れよくアップ・テンポの3. Keep On Growing 9. Why Does Love Got To Be So Sad?
その後ステージでの定番になる渋いブルース・ナンバーの10. Have You Ever Loved A Woman
同じくブルース・ナンバーの4. Nobody Knows You When You're Down And Out、7. Key To The Highway
ジミ・ヘンのカバーで情感あふれる11. Little Wing
思い入れたっぷりのタイトル曲の13. Layla
実に渋い8. Tell The Truth 12. It's Too Late 14. Thorn Tree In The Garden

どの曲もそれぞれにちがった趣のある良い曲ばかりでもう一人のボーカルのボビー・ホィットロックがいかにもなんぶーって感じのドロ臭い良い味を出している。

そして全編にゲスト参加した故デュアン・オールマンが骨太な演奏を聴かせ繊細なクラプトンと対をなした絡み合いは当時、「鉈(なた)のオールマン、霧のクラプトン」といわれオールマンはクラプトンとならぶ伝説となった。

Anyday


Have You Ever Loved A Woman


Layla


Little Wing
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