スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
雨を見たかい?(Have You Ever Seen The Rain ?) - Creedence Clearwater Revival
2013-02-26 Tue 17:38
雨を見たかい?(Have You Ever Seen The Rain ?) 

この曲は1971年1月アルバム"Pendulum"に収録。シングル・カットされて最高位3位となった曲でシンプルなサウンドと深みのある歌詞が聴くものを惹きつけクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルを代表する名曲となった。

当時のメンバーだったステュとダグはこう言っている。

ステュ「今でも人気があることが信じられないよ、当時は『やっと夢が叶った』と思っていたけどヒット曲を続けて出して大観衆の前でコンサートが出来るようになったし、ラジオでも僕らの曲はガンガンかかっていた。

そういうバンドになりたいとずっと頑張ってきたんだ。でも40年以上経ってもなお僕らの曲が人気があるなんてある意味で当時より人気の幅が広がったのかもかもしれない。世代を超えて支持されているんだね」

ダグ「雨を見たかい?」はテンポが少し速いけれどバラード的な曲だった。バラードのほうが長い期間ラジオでかけてもらえるのさ、もちろん良いバラードに限るけど息が長いんだ。カバーされたりテレビで使われて初めてCCRの曲を知る人も多いけど、そういう機会がなければ僕らを知らない人たちも多かっただろうね」

多くのアーティストがこの曲をカバーしているがカバーされるのは名曲の証しでオリジナルの人気も衰えることもなくリマスター盤もリリースされているがそのエンジニアーはこう言う。

「まず僕が注目したのはオープニングのギターでこのコード進行は面白くていいな!と思っているうちにピアノが加わり『これはハッピーな曲なんだ』と一瞬は思ったが、聴いているうちに『いや、あまりハッピーな曲じゃないぞ』と悟った。

インスト部分はフォーク・ソング的なハッピーな感じもあるけれど沈んだ内容の曲だと気づき、当時のジョンの気持ちを歌ったということは後になって知った。

自分の気持ちを吐露しているということは感じたけれどね。当時は同世代の仲間と同様にベトナムに兵士として送られるのがとにかく怖かったからベトナム戦争のことを歌ったものだと思っていた」

この曲がリリースされた当時、この歌詞の内容は様々な憶測を呼んだ。

スチュ「『雨を見たかい?』はとてもシンプルだけど実はバンドの解散が避けられないことを歌った曲だった。晴れと雨・・・ハッピーな時間と悲しい時間・・・」

ダグ「バンドの解散という問題は一番考えたくなかったことで、とにかく避けたい事態だったからね、でも『雨をみたかい?』は僕のお気に入りの一曲だ。

CCRが録音した曲の中でもピカイチの曲だと思うし演奏もいい、あの時の厳しい状況があったからこそいい演奏が生まれたんだと思うけど少なくとも僕のドラムはそうだ。

いろんな噂が飛び交い始め様々なことが耳に入ってきたけれど事実を見つめるのが嫌で自己欺瞞に陥っていたんだ」

スチュ「薄氷を踏む思いだったから分かりきったことしか口に出せなかった。男女関係と同じで一緒にいてももうどうにもならないと分かっていても相手が突然変わって状況が改善するのを祈るような気持ちさ、もう破局は避けられないと分かっていてもそう思ってしまうときってあるだろう?辛い時期だったけどね」

ジョン・フォガティは何を思ってこの曲を作ったのだろうか?晴れていても雨が降るとはいったい何を意味するのだろうか?

1970年CCRのメンバーはそれぞれの思いを抱えながら通産6枚目のアルバムのレコーディングに取り掛かった。

『ペンデュラム』はウォーリー・ハイダー・スタジオで録音された最後のアルバムでCCRの『終わりの始まり』を象徴するアルバムとなった。

彼らがいつも使っていたのがスタジオCで「雨を見たかい?」が収められている『ペンデュラム』もこのスタジオで録音されが、この時、すでにジョンとトムの間には大きな亀裂が生じていたという。

ダグ「空中分解寸前だった。トムが脱退を決めていたからね、トムはCCRを結成する前、自分のバンドでリード・ボーカルもつとめていたしCCRの曲の共同制作者でもあった。

当時実質的なマネージャーをしていたのもトムだったし、その上、弟のジョンを自分より上手だと認めリード・ボーカルの地位も譲っていて、それにはCCRのサウンドにはジョンの声質のほうがあっているという判断もあった。

でもCCRが有名になるとジョンはトムに絶対に歌わせようとしなかった。CCRは12曲も他のアーティストの曲をカバーしたのにそれも全部ジョンが歌ったんだ。

僕はトムはリーッチー・バレンスに似ていると思っていたし、ジョンと同じ高い音域まで歌えたけれどジョンのような泥臭さはなかった。

トムはハイ・テナーの上手な歌手だったからカバーを1~2曲歌わせても全然問題はなかったし、トムも歌いたがっていた。でもジョンとトムの兄弟問題に問題が生じた。

ジョンがトムに『兄さんは曲を書かなくていい、黙ってギターを弾いてくれればいい』と言ったんだ」

そして、ジョンはビジネス面まですべて仕切ると言い出し、レーベルとの確執も生んでしまったという。彼らには良いマネージャーもいなかったのだ。

スチュ「ジョンに『だったら君がマナージャーを見つけてこいよ』と言うと彼が連れてきたのはアラン・クラインだった。ポール・マッカートニーに訴えられたあの男だよ『ビートルズを解散させた奴』という男をジョンは僕らのマネージャーとして連れてきたんだ」

そんな混乱状態の中でレコーディングは進み「ペンデュラム」の制作にはそれまでで最も時間がかかり一ヶ月もスタジオにこもっていたと言い、増大するプレッシャーを和らげるためにジョン以外のメンバーもアルバム制作に積極的に関わるようになっっていった。

メンバー間に生まれた不協和音、それを払拭するようにそれぞれは音楽と向き合った。その結果このアルバムはそれまでとは違うサウンドを生み出す結果となった。

アルバムに収められた曲の多くがバンドの関係性の悪化をジョンの目線でとらえたもので「雨を見たかい?」もその一つで良い曲だがバンド内で高まる緊張感を歌ったものだった。

オープニングのアコースティック・ギターを弾いたのはトム・フォガティでその上にジョンが音を重ねて強化し、続いてドラムが加わりピアノがベース音を弾くというのもすごいアイデアで素晴らしいサウンドを生み出した。

♪ 大昔、誰かが俺に言ったんだ、
嵐の前には静けさがあるって
知ってるよ、そいつがやってきてるんだ
それが終わったら、今度はこう言うんだ
「晴れた日に雨が降るだろう」って
知ってるよ、雨のように降りそそぐ日光なら

教えておくれよ、あんたは見たことがあるかい?
教えておくれよ、あんたは見たことがあるかい?
晴れた日に降りそそぐ雨なんて

昨日も、それまでも
太陽は冷たく、雨は激しく降り続いた
わかってる、俺はいままでずっとこうだったんだ

永遠に、ずっとこの雨は続くんだ
わかってる、雨は止まらない、
でも俺はフシギに思うよ ♪

彼らはみな、CCRが終わることを知っていた。失恋の歌が多い中で「雨を見たかい?」だけは彼らが13歳の時に結成したバンドの解散の危機を歌った曲だった。

しかしこの曲はCCRを代表する曲となり順調にヒット・チャートを昇り始める中1971年1月トム・フォガティが脱退、3人となったCCRはアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどを公演、そして1972年2月にはついにこの日本にも来日し熱狂的に迎えられた。

その年の4月彼らは7枚目のアルバム「マルディグラ」をリリース、このアルバムにはジョン以外のメンバーの作った曲やボーカルをとった曲も含まれているがアルバムの出来としては迷走し1972年10月CCRは4年という短い活動に終止符を打った。

雨を見たかい?(Have You Ever Seen The Rain ?)

別窓 | 永遠の名曲 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<ボヘミアン・ラプソディ(Bohemia) - クイーン(Qeen) | こよいち | 酔歌 - 吉幾三>>
この記事のコメント:
コメントの投稿

管理者だけに閲覧

この記事のトラックバック:
| こよいち |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。